2024-12-23 本の感想「錠剤F」井上荒野 本の感想「錠剤F」井上荒野(集英社)2024_01 短編10作品を収める。日常のある出来事や状況を描いているがストーリーとしてのまとまりが読み取れない。どの作品も唐突に終わりになっていて欠落感があるように思った。この手の分かり難さを前面に出したような作品はあるものだけれども、読んで面白かったと思わなければどういう価値があるのだろうか?