2024-02-23から1日間の記事一覧

本の感想「ガラスの城壁」神永学

本の感想「ガラスの城壁」神永学(文藝春秋) 何の予備知識もなくたまたま手に取った本である。行き当たりばったりの本が「当たり」になる可能性はあまり高くはないものだ。この本も「外れ」と言えばそうかもしれない。ストーリーは分かり易いし、長編でもな…

本の感想「夜明けを待つ」佐々涼子

本の感想「夜明けを待つ」佐々涼子(集英社インターナショナル) 佐々さんの本は昨年まとめて何冊か読んだがいずれもすぐれたノンフィクションで感銘を受けた。死をとりあつかった作品も多く、ターミナルケアについては「エンド・オブ・ライフ」がある。著者…