本の感想「人生激場」三浦しをん（新潮社）
2003年の出版なので、著者はまだ20歳代。週刊新潮の連載エッセイを書いた最年少記録をもっているのではないだろうか？ひょっとして読んだことがあったかもしれないと思いつつ読み始めたのだったが初読だったようだ。今も三浦氏のエッセイは面白くて楽しめるものだけれども、この本には若い時ならではのかなり規格外の「脱力推進のお馬鹿話」が満載である。実体験を描くときにいくらかの誇張やアレンジはされているとは想像するけれども、それにしてもよくこんなことが起こるものだと驚嘆する。
