本の感想「ミッキーかしまし」西加奈子

本の感想「ミッキーかしまし」西加奈子筑摩書房

 初出が2006~2007年の連載エッセイをまとめたもの。著者が30歳ぐらいだった時の作品である。若い時分には随分と無茶な行動をしていたもので、泥酔しての珍事とか旅行での失敗談とかの気楽なネタによるエッセイである。三浦しをん氏が勧めていたので読んでみた。肩の凝らない内容なので苦笑しつつ直ぐに読み終えてしまった。著者も30歳ぐらいの時分には随分とはめを外して生活していたのだ。ちょっと意外な感じがした。