本の感想「厳島」武内涼

本の感想「厳島」武内涼(新潮社)2023_04

 戦国時代の合戦を描く。舞台は瀬戸内海の厳島で諸大名たちの戦略ストーリー。この手の物は滅多に読むことがないのだが、読み始めてしばらくしてから再読だと気が付いた。歴史に疎いので人物の固有名詞があやふやになってしまって、物語を追っていくのが上手くいかなかった。前回読んだ時も同じように思ったのを思い出したので途中で止めようかとも思ったが、せっかく再読してしまったので最後まで読んだがちゃんと消化したとは言い難い。