本の感想「鉄道員という生き方」大日方樹

本の感想「鉄道員という生き方」大日方樹(イースト新書Q)

 この新書は「仕事と生き方シリーズ」になっていて、他に、「気象予報士という生き方」とか「警察官という生き方」など10点余が出版されている。著者は相模鉄道に就職して様々な業種を体験した後に、運輸科のある母校の高校で教諭となった。この本は自身の体験に基づいて書かれていて実践的な内容である。シリーズになっていることからも分かるように、将来の進路を模索する若者たちにとってはとても役に立ちそうだ。鉄道という身近なインフラの内部事情は一体どうなっているのか?そういう疑問を持ったらこの本を読んでみるといい。