12月の山行「銭函天狗岳」

12月の山行「銭函天狗岳

 12月4日今年最後の山行で銭函天狗岳へ出かけました。天気予報では今日が穏やかな日和で、明日以降は気温は高めでも雲が出やすい様子です。おそらく今日が最後のチャンスになりそうです。小樽エリアは9時ごろから晴れてくるという予報なので、特に早出する必要はありません。通勤時間帯の札幌市内はやや混雑しそうですが、登山口まで2時間みておけば大丈夫でしょう。6:58に出発しました。札幌新道の交通量が多かったのは予想通りでしたが、それほど長い渋滞にはなりませんでした。ほぼ予想通りで9:03に登山口に到着しました。5月に初めて訪れた時は道が分からなくなってここに辿り着かず、山の西側から旧ルートを登ってしまったのでした。今回は登山口までのルートを慎重に道路地図で確認してきました。銭函ICへの入り口の手前で細い道に右折するのですが、かなり分かりにくいので注意が必要です。駐車場手前は急な登り坂で少し積雪になっていたので滑って登り損ねました。一旦バックして勢いをつけてから登り返しました。今日も先月の坊主山で使った長靴使用ですので早速履き替えて9:06に登山開始しました。

登山道には少し雪があります

 6~7分進んだところに山小屋とトイレがあります。

山小屋は閉鎖、トイレは使用可能

 この先で分岐があります.。西側のルートがよく使われているらしいのですが、どちらを通っても距離はほぼ変わらないようです。だんだんと急な坂も出てきますが、登りにくいところはありません。30分ぐらい経って、体が温まって来たのでウエアを1枚脱いで汗をかかないようにしました。

6合目の表示がありました

 この辺りも雪が深くなることはなく、順調に登っていきました。先行者がいてこの先で追い抜きました。

頂上が近くなり向こうの山が見えてきました

 ここに三角点の標石がありました。この先が間もなく山頂です。

山頂の表示があります

9:49登頂しました。随分とあっけなく山頂に着いてしまいました。気温は2~3度ぐらいでしょうか無風なので全く寒さを感じません。

手稲山の方向

少し露出を切り詰めてみます

石狩湾の方向

すこし望遠で引き寄せます

 山頂には誰もおらずしばらくは貸し切りでしたが、写真撮影をしているうちにさっき追い抜いた人も登ってきました。視程はまずまず良好ですが、遠方はもやがかかっていました。手稲山はもっと白くなっているかと予想していたのでしたが、まだ積雪は深くないようです。スキー場のゲレンデも見えましたがオープンしていないのかもしれません。

山頂表示板をいい位置に直しました

追い越してきた人は先に下山してしまいました。また貸し切りになって30分ほど景色を眺めて楽しみました。10:22下山開始しました。雪で滑りやすいところもあるので気を付けて降りて行きます。それでも一度転倒してしまいました。分岐を左折するのですが、気付かないまま直進してしまい往路と別のルートに入ってしまいましたが、こちらの方が急坂は少なかったような気がしました。どっちみち大差はないようです。合流地点まで来ると間もなく小屋が見えてきます。下山では誰にも会いませんでした。10:56下山終了で駐車場に着きました。11:00駐車場を出発して札幌市内へ向かいます。秀岳荘の白石店に立ち寄りました。実は今回の山行は秀岳荘で靴の修理を依頼するついでということでもありました。12時すぎに店舗に到着して修理の手続きをしました。靴ひもをひっかけるフックが破損したのでメーカー送りで付け替えしてもらいます。ついでに少し店内を見て回りました。12時30分ごろに店舗を出て、13:28帰着しました。今日は行動食はもたず、ペットボトルの飲み物だけ持参したのでしたが、結局、飲食は全くしないで済みました。気楽で安逸でしたが、12月に山行したのはこの度が初めてとなりました。天気の条件さえよければ500mクラスの低山であれば快適に登れるものです。藻岩山も同じくらいの標高ですからまだ登れるのではないかと思います。今シーズンは今日で締めくくりにします。

  往路の運転距離は65km 時間は2時間05分

  復路の運転は66km   時間は2時間28分(秀岳荘滞在あり)

  登山の時間は43分、下山の時間は34分