撮影 2024年3月 千歳青葉公園
雪融けが少しずつ進むこの時期は青葉公園で野鳥やリスなどを撮影しに出かけます。今年は数日訪ねました。いつも野鳥の撮影に来ている人たちが少なくないのですが、中には機材が¥100万を超える装備の人も珍しくありません。昨今の機材はフルサイズのミラーレス一眼が主流になってハイスペック化して値上がりしました。私は財力もないですし高度な機能を使いこなすスキルもありません。よって光学ファインダーのAPSサイズのセンサーを備えた旧式機材を使用しています。APSサイズは望遠系に強みがありますので、100-300mmのレンズで1.3倍のクロップを使えば580mm相当の画角を得られます。
シジュウカラは動きが速くてなかなかじっとしていません。近くまでやってきましたが、シャッター・チャンスは一瞬です。目にキャッチライトが入ったのを確認してレリーズしました。
アカゲラが木をつついていると大きな音がしますのでその音をたよりにして見つけることができます。このアカゲラは地面から1mほどの枝にいました。大分樹皮を削っています。
雪の着いた枝にいました。かなり高いところです。かなり長い間この枝をつついていました。
初めて撮影できたシマエナガです。多くのカメラマンはシマエナガを狙っているのだと思いますがなかなか姿を捉えることはできません。動きが速く撮影も難しいです。直ぐに飛んで行ってしまいました。
この個体もかなり樹皮を剥離させました。やや高い位置にいましたが、望遠で引き寄せています。
リスは地面を走ったかと思えば木登りもします。人に警戒心を持たないので足元まで寄ってくる個体もいます。姿勢を低くして待っているとレンズのフードを前足で触ってくることもありました。望遠レンズなのでそこまで寄ってくると撮影できません。
ヤマガラはシジュウカラと一緒に行動していることがよくあります。すっきりとした背景になる位置にとまってくれました。
シジュウカラ、ヤマガラと比べるとゴジュウカラは一番人を警戒しません。好奇心が強いようです。撮影していると直ぐ近くまでやってくることが多いです。目にキャッチライトが入りました。
このリスもかなり近くまで寄ってきました。木登りの能力はたいしたものでスピードをつけて垂直に昇り降りします。
シカも珍しくないのですが、この日は後ろからしか撮れませんでした。2頭いて少し後追いしてみたのですが、直ぐに見失いました。
ヤマガラが青空バックになる枝に来ました。ちょっと首を傾げたようすがかわいらしいです。